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処方箋


5月の末に 不整脈の治療のため カテーテルアブレーション手術というものを受けた。

今日は その後の診察の日で 病院に出かけて来た。


普段から薬ぎらいだし 病院という建物に足を踏み入れると 気が重く やや体調がわるくなる。

なぜなのかは 過去の記憶の中に なんとなく。。いや、わりと はっきりとある。

もう そこからはたいぶ経つのだけど。。記憶とは こわいものである。

そして 待合室の空気の重さが。。 あたりまえだけど 重い。


今日、私の隣に座っておられた おばあさまは とてもキャシャな方だった。

そして 身体がしんどいのであろう。。

そのうちに 待合室の長椅子に その細い身体を 横たえておられた。。

隣にいるも 何をして差し上げれるわけでも無く。。

気持ちだけが 同調してゆく。


と、診察への呼び出しアナウンスが 私の名前だった気がした。

だけれど よく聞こえなかった。

受付の方に「呼ばれました?」と聞くと

わざわざ 確認をとりに行ってくださった。

が「まだ 呼ばれてないようです」と回答がかえってきた。

忙しそうな受付の方の手を わずらわせてしまった。。


はやく はやく 病院から向け出したい衝動にかられる。。


しばらくして 本当に私の名前が よばれた。

診察室のドアを スライドすると 手術でお世話になった主治医の先生の姿。

どこか 安心を覚える。。

手術は 局所麻酔だったので 私には手術中の記憶がある。

先生は 本当によくして下さって。。

薬ぎらいで 痛み止めを拒み続けるという 私のような厄介な患者に 

苛立つわけでもなく 説得するわけでもなく

私の意志と 私自身を尊重してくださった。


過去の記憶とは あきらかに真逆。。


ありがたかった。

感謝だった。


医療チームの みなさんも 私のようなものに 一生懸命に 色々して下さって 本当に感謝だった。


ちゃんと生きなきゃと想った。

身体が元気なうちは 元気に前向きに 生きなきゃと想った。


そのための 色々な選択も必要だと想った。


私の薬ぎらいを知る先生は 処方箋を書くことはなく

最後に「また なにかあったら受診してください」と言ってくださった。


あらためて 感謝の想いが あふれるものの

上手く言葉には出来ない自分のまま 診察室をでてきてしまった。



会計の順番待ちで また 椅子に腰掛ける。

10分経っても 20分経っても 呼ばれない。

スタッフの方に確認をすると

もう とっくに呼ばれたとのことだった。。








プロフィール

ごとうかなこ

Author:ごとうかなこ

神奈川県生まれ
中学生の頃から写真に興味を持ち、26歳で北海道に移住。現在は美瑛町在住。
(株)フォトシーズン勤務を経て、カメラマンとして撮影に携わる。

mail:kanakogotoh@gmail.com

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