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チープ広石を送る会 2

チープさんの息子さんと 我が家の長男が同い年だという事は 

生前のチープさんから聞いて知っていた。



夕張からの 帰路に着いた後 ひどく痛んだ腰のアンマを 息子に頼んだ。

すると 寝転んだ私の腰を押しながら 息子が。。


「昨日 寝れなかったさぁ~」


と突然に言い出した。

普段は バタンキューの息子だけに 少し心配をし、


「あら どうしたの?」と聞いてみると


「足が冷たくって。」

「だから 月見てたさ。カーテン開けて 月見てたさぁ」


とのことだった。。


言葉にはしなかったが 心の中で アンタはしあわせだ。。

寝れない理由が 足が冷たいと理由で アンタはしあわせだな。。とつぶやいてしまった。





送る会の冒頭で「セイム・オールド・ストーリー」~20年目の訪問者~というドキュメンタリー映画が上映された。


人気ロックバンド「LOOK」のサックス奏者だったチープ広石さんが 

過去の想い出の地を訪れ 自らの20年を振り返るというストーリー。



チープさんの奥様は 我が家の長男同様 この春に中学生になったその息子さんを 

送る会の会場に お連れにになっていた。

その理由を 「普段から 家を空けがちなパパなものでしたから ここ北海道にも 

もうパパはいないんだという事を 確認してもらうため」と 自らの口から 会場にお伝えになった。。


13歳の その胸の悲しみは 果たして悲しみと呼べるものなのだろうか。。

同じ年齢の子をもつ母としても 想像するに余り有る。



映画の中で チープさんは 「20年ってなんだろうね。」という言葉を 笑顔で口にしている。



息子さんは 20年後 33歳。

社会で立派に 大人をしているのだと想像する。

結婚もしているだろうか?

パパにはなっているだろうか?



もしかしたら いつの日か 父の面影 父の残したものを たどって 

映画のチープさんと同様に 旅に出るのかもしれないと

勝手に 想像を馳せる。





だけれど それだけのものを チープ広石さんという人は 確実に 残している。




でも 生きるということは 

そういうことなのかもしれないとも 想った。




チープさんが愛し 愛された北海道。

この土地に チープさんの笑顔は これからも 有り続けるに違いないと想う。


その笑顔に 息子さんやご家族が笑顔で

笑顔で 再会できる日が 時の移ろいと共に訪れることを 心で祈る。。












プロフィール

ごとうかなこ

Author:ごとうかなこ

神奈川県生まれ
中学生の頃から写真に興味を持ち、26歳で北海道に移住。現在は美瑛町在住。
(株)フォトシーズン勤務を経て、カメラマンとして撮影に携わる。

mail:kanakogotoh@gmail.com

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