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便利を知る

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むかし

電話という機械を 持ち歩けなかった頃

受話器をにぎり ダイヤルをし

相手に繋がると じんわりと 嬉しかった気がする

そこに ありがたみがあった気がする。


だけれど 携帯電話として 電話が持ち歩けるようになり

いつでも どこでも繋がる事が出来るようになった最近では

繋がる ありがたみよりも

繋がらなかったときの 苛立ちのほうが 先立つような気がする。


我が家では この春 長男が中学生になったのだけど

最近では 中高生でも スマホを持っているようで

学校から 生徒はスマホを持っているという前提で 取り扱いの注意を受けた。


そりゃ 部活帰りには 迎えが必要な 我が家としても

携帯電話を息子に持たせてしまえば 便利っちゃ便利だけれど


息子に 便利だという事の ありがたみというものを 今のうちに 教えておきたいと想う

そのためには

「不便」を知る 

「不便」を教える 

これが 一番のように想う











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祈り

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海辺で ゆうぐれに

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夕暮れのバス停

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坂のうえから

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ふきのとう

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黒ねこ

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夕張の街の片隅で 黒ねこに出逢った。



私の 実家には当時 常に5.6匹のねこがいて

その中に トトロという名前の 黒ねこがいた。


ほかのねこより 性格がおしとやかで やさしげな風格のある ねこだった。


そして 夜になると よく私の布団で 一緒に寝てくれて

10代の私は その ぬくもりに癒されたものだった。


朝に目が覚めると たいてい その姿は布団の中には なかったのだが

ときどき ほんとうにときどき 朝まで一緒にいてくれた時があった。


そのときの うれしさったら なかった。



夕張の街の片隅で 黒ねこに出逢った。






夕張のゆうぐれ

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夕張という街には 

以前から訪れてみたかったのだけれど 

先日まで 実際に訪れたことはなかった。


チープさんの送る会で 初めて訪れることになったわけだけれど

なにか チープさんに いざなわれた気が 勝手にしている。


そうして 訪れた夕張の 食事に入ったお店で

「旭川から来られたのですか?」

駐車場に停めていた 旭川ナンバーの私の車を見たのであろう 

店員さんが そう話しかけてくださった。


それから 「写真を撮りにですか?」

「そうです」と答えると


「三弦橋には行きました?もうすぐ ダムの水かさが増して 見れなくなるんです。」


限りある風景は やはり ここにもあるようだった。


せっかく その店員さんに いざなってもらったから

見て帰ろうかと想ったのだが いまいち場所がわからず うろちょろしている間に

夜のトバリは下り たどり着く事ができずままに 帰ってきてしまった。



家路についても 未練が頭をもたげる。



かぎりある風景の そのかぎりは すぐそこというわけだ。。















夢の住まい

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かぎりがあるということ

そのことを あらためて おもいしらされ 

やはり 切ない


変わらないと言う名の 安心は

はたして 夢の風景なのだろうか









チープ広石を送る会 2

チープさんの息子さんと 我が家の長男が同い年だという事は 

生前のチープさんから聞いて知っていた。



夕張からの 帰路に着いた後 ひどく痛んだ腰のアンマを 息子に頼んだ。

すると 寝転んだ私の腰を押しながら 息子が。。


「昨日 寝れなかったさぁ~」


と突然に言い出した。

普段は バタンキューの息子だけに 少し心配をし、


「あら どうしたの?」と聞いてみると


「足が冷たくって。」

「だから 月見てたさ。カーテン開けて 月見てたさぁ」


とのことだった。。


言葉にはしなかったが 心の中で アンタはしあわせだ。。

寝れない理由が 足が冷たいと理由で アンタはしあわせだな。。とつぶやいてしまった。





送る会の冒頭で「セイム・オールド・ストーリー」~20年目の訪問者~というドキュメンタリー映画が上映された。


人気ロックバンド「LOOK」のサックス奏者だったチープ広石さんが 

過去の想い出の地を訪れ 自らの20年を振り返るというストーリー。



チープさんの奥様は 我が家の長男同様 この春に中学生になったその息子さんを 

送る会の会場に お連れにになっていた。

その理由を 「普段から 家を空けがちなパパなものでしたから ここ北海道にも 

もうパパはいないんだという事を 確認してもらうため」と 自らの口から 会場にお伝えになった。。


13歳の その胸の悲しみは 果たして悲しみと呼べるものなのだろうか。。

同じ年齢の子をもつ母としても 想像するに余り有る。



映画の中で チープさんは 「20年ってなんだろうね。」という言葉を 笑顔で口にしている。



息子さんは 20年後 33歳。

社会で立派に 大人をしているのだと想像する。

結婚もしているだろうか?

パパにはなっているだろうか?



もしかしたら いつの日か 父の面影 父の残したものを たどって 

映画のチープさんと同様に 旅に出るのかもしれないと

勝手に 想像を馳せる。





だけれど それだけのものを チープ広石さんという人は 確実に 残している。




でも 生きるということは 

そういうことなのかもしれないとも 想った。




チープさんが愛し 愛された北海道。

この土地に チープさんの笑顔は これからも 有り続けるに違いないと想う。


その笑顔に 息子さんやご家族が笑顔で

笑顔で 再会できる日が 時の移ろいと共に訪れることを 心で祈る。。












チープ広石を送る会 1





笑った時の白い歯が 印象的な人だった。



先月 訃報を聞いたとき 

私は 信じまい。。と 想った。

東京で 葬儀が行われても なお

信じなければ チープさんは ずーっと これからも存在し続けてくれる。

そう 想った。




元LOOKのメンバー、そして JUNCO&CHEEPとしても活躍されたミュージシャンの

チープ広石さんの送る会が 今日 夕張でおこなわれた。



今から おもえば 私が初めてチープさんに お会いしたとき

もう すでに 病と共にあった訳だけど

それでも 精力的にアーティストとして 活動をされていた。


以前に JUNCO&CHEEPのスタジオでの写真撮影に

カメラマンアシスタントとして 同席させて頂いた事があった。


表現者、アーティストが カメラの前に立つという事、写真を撮られるとは どういう事なのか

だからこそ カメラマンは 何をすべきなのか

撮られる者と 撮る者が どう有るべきなのか その関係性

それを お教えてもらった気がする。


そして 今 カメラマンの肩書きを名乗っている 私自身のなかで

その経験は とてもとても 大きい。


普段 プロのアーティストの方よりも 一般の方を撮らせて頂く事が 

断然多く それがほとんどな訳だけれど

一般の方が チープさんのように カメラの前で振る舞ったりする事は無い。

いや 正確には それが出来るわけがないのである。


でも 撮らせて頂く そのものは きっと一緒な訳だから

だからこそ カメラマンとして 自分は なにをすべきなのか

それが 自分自身のなかに 今 明確に存在している。

これは カメラマンとして きっと財産だ。



ありがとうございました。。チープさん。


今、 ありがとうありがとうございました。。チープさん。


そして おつかれさまでした。チープさん。



今 やっと言える気がする。





JUNCO&CHEEPの JUNCOさんとは 私は 同い年。

それだけに 普段から勝手に想いが あふれてきてしまう部分があるのだけど


JUNCOさんは 今日のステージで 涙をみせなかった。

ただの一度も涙をみせなかった。

ましてや 涙で歌えなくなるとか。。歌の途中で感極まってしまうとか。。

なかった。



その姿に 私は 胸が痛く、ひたすらに 涙だった。

JUNCOさんの チープさんへの想いと感謝が そこにあった気がする。



チープさんが 心配をしなくていいように。。

今までの 感謝を伝えるべく

ちゃんと ちゃんと アーティストとして このステージを努める

そして 「私は大丈夫」そうチープさんに 伝えているかのようだった。



2人の絆が そこにあった。。




送る会が 幕を閉じ

会場のロビーでJUNCOさんが お客さんを見送っていた。

そこでもJUNCOさんは 涙は見せまいと 振る舞っていた。


私がJUNCOさんの前に すすむと

握手の手を差し伸べてくれ

そしてそのあと ハグというコミニュケーションで お互いがお互いに 想いを伝え合った。

そして ハグをしたまま JUNCOさんが 私に「写真 すてきだった。良い写真だった。」

そう ささやいてくれた。



なんのことか どの写真の事を 褒めてくれたのか

帰りの車のなかで 鮮明になった。


チープさんを失った悲しみは ずっとずっと JUNCOさんのほうが 大きいはずなのに 私は励まされてしまった。


同い年のはずなのに ただただ 大きかった。


ありがとう。。JUNCOさん。

ありがとう。。チープさん。

ありがとう。。JUNCO&CHEEP!













ねこやなぎ

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春のあおぞらに 外に出てみるも 風が冷たい。

自分の軽装に ちょいと後悔。。


それでも その風にゆれるねこやなぎが

健気で かわいらしく

心を奪われた。。

















浅野炭鉱2

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プロフィール

ごとうかなこ

Author:ごとうかなこ

神奈川県生まれ
中学生の頃から写真に興味を持ち、26歳で北海道に移住。現在は美瑛町在住。
(株)フォトシーズン勤務を経て、カメラマンとして撮影に携わる。

mail:kanakogotoh@gmail.com

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