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春の丘の風景

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美瑛の丘に 雪解けを早める為に 融雪剤が撒かれ始めました。

1週間ほど 雪が融けるのが早まるそうで

それは 短い北海道の春には 貴重な1週間だそうです。





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来たる春に 冬が融けゆく。。



撮影 愛別町








足柄茶

我が家を訪れてくださるお客様には 有無を言わせず

緑茶をお出しする。


例えば 

「緑茶でよろしいですか?」

はたまた

「コーヒーと紅茶 もしくは緑茶、なにがよろしいでしょうか?」


こんな質問を 私が投げかける事は まず無い。


そこに 言い訳をするとすれば 教員をリタイヤした神奈川に住む父親が

無農薬で足柄茶の栽培をしており 我が家にもそのお茶葉が かなりの量ストックされているからである。


しかしながら この言い訳をしないとすると

ただ単に 私の自己中心的な理由からで

コーヒー紅茶よりも 自分自身が格段に緑茶が好きだからであり

それを お客様にも お出ししたいという想いからである。


本日 AM9時 

我が家の電話が鳴った。

私が住む地域の民生委員の方だった。


以前に用事があり こちらから連絡を差し上げたのだけれど 

そのときには 体の調子を崩されて入院中とのことだったのだ。

でも 退院をされたのとの事で 本日 こうしてお電話をくださり

一時間後に 来てくださるとのことだった。


そして私は またもや 押しつけの緑茶を

お出しする時を得たという訳になる。。。


そして 約束の一時間後よりも ずっと早く 初めてお会いする民政委員のおじさまは やってきた。


そのため まだ我が家の洗濯機は 今だにガタコトと作業をしながら ゆれており

近くのガラス入りの建具を巻き込んで ガタコトガタコトと ゆれており

なんとも昭和な音を立てている


それでも昨今、こんなことがお客様のいらっしゃる中での風景だとしても

大して気にならなくなってしまった自分がいる。

歳とったなぁ。。と自分自身で感じる瞬間だ。


それはともあれ 民生委員の方と私は 肝心要の話を済ませ

その押しつけの緑茶をすすりながら 世間話になった。

すると その民生委員の方は 民宿を営んでいるとのことだった。。


それで私は ピンときた。

この地域で 民宿を営んでいる。。ということは 

あの民宿だ。


20年ほど前のこと。

神奈川県の高校2年生だった私は 中学3年生の弟と2人

旅に出たのだ。

その旅先が 北海道富良野と美瑛であり

安めの民宿に宿をとり 観光への移動手段は レンタサイクルという そんな夏休みの旅だった。


当時 ドラマ「北の国から」と 写真家前田真三さんに憧れており

そのゆかりの北の地は まるで夢の国のようだった。


美瑛の宿に予約をすると 地図か何かが入った一通の封筒が届いたことを覚えている。

そしてその消印は 「美瑛」となっており

夢の国は本当にあるんだぁ。。そう感動したものだった。


そして 旅の中で実際に訪れると 優しげなおじさまとおばさまがのご夫婦が営んでいる宿で

ラベンダーのポプリ作りの体験をさせてもらったり

食事に出してもらった じゃがいもコロッケは 一般的な小判型ではなく

まん丸の形で ごろんと2つ 細キャベツともにお皿に盛られており

これぞ北海道!

そんなものを感じ 弟と2人で感動したものだった。


その美瑛での泊まった宿主のおじさまが 目の前の民生委員のおじさまだったという訳。


その時の想い出をお話をすると 姉弟の2人旅のお客さん。。なんとなく記憶がある!

そう言ってくださった。


そして 話をきくと 民宿をはじめて25年ほどが経ったのだけど

ご自身も 体の調子が悪く 奥さんも膝が痛いそうで

民宿を続けるのが 体力的に負担になっているとのこと

なので 去年から素泊まりの宿に移行したらしいのだが

それでも 体には負担がかかるようで

もう 辞めることを決断するとのことだった。


20年という時の存在が おじさまから奪おうとしている民宿という生業。

その一方で

20年という時の存在が 結びつけてくれた 私という過去の客との再会。


相対する2つの現実が 同居した瞬間だった。。


そして帰り際 我が家の玄関の引き戸を開けながら おじさまが言った。

「たまに 顔を出しに来て」

笑顔でそれだけ言うと引き戸を閉め 足早にその外の光の向こうに去って行った。


私は「お体お大事に。。」

そう言葉をかけたかったのだけれど その機を逸してしまった。


誰もいなくなった居間にもどると

おじさまにお出しした お湯のみが ぽつんと テーブルにたたずんでいて

その決して大きくはないお湯のみの中には まだ半分のお茶が残っていた。

それはまるで 退院したばかりの体の不調を象徴しているようだった。。





拝啓 

また近いうちに 逢いに行きます。。

手土産には 無農薬の足柄茶を持って。


緑茶は 体によいはずなのです。。。

鼓動と哀感


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生ける鼓動の中に 喜びがあって 悲しみがある


喜びは その瞬間に 弾けとんで 泡となり。。


悲しみは 綿雪のように 降り積もっていく。。



生きとし生ける すべての者のなかに。。





吹雪の丘

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昨日、一昨日は美瑛町でも 天気が荒れ 晴れてさえいれば 穏やかな丘の風景も 荒々しい表情を見せていました。

写真手間の雪原には まだ光が射していますが 本来見えるべき山の稜線を隠しつつ 奥から雪雲が雪を降らせつつ 吹雪となって押し寄せて来ています。

冬という季節や北の大地に限った事ではなく 地球という星が有する自然の猛威の前では 人間と人間が有する文明は とても無力なものだと感じます。。




春の気配

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このところ 気温もあたたくなり

春の気配がする。。


ひとつの季節が終わる。。









プロフィール

ごとうかなこ

Author:ごとうかなこ

神奈川県生まれ
中学生の頃から写真に興味を持ち、26歳で北海道に移住。現在は美瑛町在住。
(株)フォトシーズン勤務を経て、カメラマンとして撮影に携わる。

mail:kanakogotoh@gmail.com

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